瘦せるために運動は必要⁇必要ない⁇【栃木リラクゼーションMoon】

ダイエットするには何をすればいい？と聞かれたら「運動」と「食事制限」と答える人が多いのではないでしょうか？

 

ということで、今回は「痩せるために運動は必要なのか？」という問題について解説していきますね！

 

では早速ですが、瘦せるために運動は必要なのでしょうか？

答えは、「YesでもありNoでもある」ということ。

 

「Yes]なのは、食後3０分以内の軽い運動

「No]なのは、激しい運動

 

まず「Yes」について

なぜ食後30分以内の軽い運動が痩せるために必要なのか？それは、食後血糖値の上昇を緩やかにしてくれるから。太らない体作りのために一番気をつけないといけないのが、食後血糖値の爆上がりを防ぐこと！食後30分以内というのは、あくまでも目安ですが食後って、ちょっとウトウトしませんか？特に夕食後は、その日一日の疲れがどっと出ますから、食べ終わってほっとしていると、いつの間にか寝てしまったり。実際に私が太っていた頃はまさにそれでした。

 

血糖値の爆上がりを防ぐためには、食物繊維の多いものから食べたり、空腹時にいきなり甘いものを食べないようにするなど、対策はいろいろありますが、食後の軽い運動もその対策の一つと言われています。

 

食後って体を休めるべきじゃないの？と思われるでしょう。確かに食べたものを消化するために休むことも必要です。なので「軽い運動」なんですよ！

その軽い運動の代表格が「ラジオ体操」です。え？ラジオ体操って朝やる体操じゃないの？なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんそんな決まりはありません。

ラジオ体操こそ、真面目にやればかなり全身運動です！ダラダラとやったのでは意味がありませんよ。できれば第1と第2の両方をやっていただきたいです。それぞれ動きが違うので、両方おこなっていただくのがベストですね♪

ただ、ラジオ体操をやったからといって、終わったらガーっといびきをかいて寝てしまっては、意味がないですよ。夕食後3時間は寝ないように心がけてください。

軽い運動後は、食後の後片付けをしたり、お風呂に入ったり、掃除をしてみたりと、無理のない程度に体を動かしましょう。やることがなければ、テレビを見ながらその場で足踏みでもいいですよ。股関節と膝が90度くらい曲がるように脚を上げ、リズムよくトントントンと大きく腕を振りながら足踏みしましょう。インナーマッスルである「大腰筋」が鍛えられますよ。

 

ちょっとしたストレッチやマッサージ、骨盤エクササイズなどもいいですね！

固まった老廃物を柔らかくして、流しやすくしましょう。

軽い運動やストレッチなどをすることで、質の良い睡眠へと導いてくれることでしょう。

 

では「No」の激しい運動について

ダイエットしようと決意すると、まず運動しなくてはいけない！私が太ってしまうのは運動不足だからだ！と考える人も多いでしょう。あながち間違いではありませんが、いきなり10キロのランニング！できますか？例え走れたとしても、2～3日は体中痛くて何も手につかなくなるのがオチですよ。

ランニングじゃなくても、毎日2時間トレーニングジムで汗を流したり、流行りのYouTube動画を観ながら大量の汗をかいてエクササイズ。思い当たる人も多いのでは？

 

身軽な人がやるなら何の問題もありませんが、体重が重い人がいきなり激しい運動をしたらどうなるでしょう。膝や腰に負担がかかり、痛めてしまい整体院や病院に通ったり。安静にするよう指導を受けてまた体を動かさなくなる。でも食欲は変わらずだから食べて太る。太ったからまた運動して、体が痛くなり安静に...

そんなことを繰り返していたら、いつまでたっても痩せないどころか、かえって太っていきますよ。

それに、たいていのふくよかな人は、分厚い脂肪の鎧を身にまとっているでしょう。

体重の軽い人が、10kgのお米を担いで運動してみたらどうですか？10kgが体に乗っているかいないかでは、全く違いますよね！

ふくよかで体重が重い人は、その状態なんですよ。ですから、余分な脂肪がたくさん付いている時は、激しい運動をするのはNG！まずは、食生活の改善から始めて、内臓脂肪を落とし、皮下脂肪もある程度落とせたら、運動するのもいいでしょう。

それまでは、先ほどお話した「軽い運動」をコツコツ実践していただくことが、痩せる近道です。

痩せたい！と焦って極限まで食事を制限したり、激しい運動をすると、いつか限界がきて精神的にもダメージを受けてしまいます。そうなってしまうと、日常生活をまともに送ることもできなくなる可能性もあります。これは決して大げさな話ではありません。

 

何年もかけて自分を甘やかし、だらけた生活をしてきた結果として、蓄積された脂肪を落とすには、「それなりの時間が必要である」と、落ち込むのではなく、冷静に受け入れることが大切です。そして、この脂肪がなくなれば身体が軽くなり、今まで出来なかったことにもチャレンジできるかもしれない！と、希望を持つことも大切です。焦らず諦めず落ち込まず、しっかり前を向いて姿勢を正し、自分の身体を見つめ直して、今生きていることを当たり前と思わず、常に感謝の気持ちを忘れず日々を過ごしましょう。

 

健康的な生活を送ることを意識して、食と運動を取り入れていけば、自然と痩せていきますから。それは私が実証済みです。

忙しい日々をお過ごしのかたもいらっしゃると思いますが深呼吸して、30分でもいいから好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったりしてストレスを溜めず、気持ちに余裕を持てるといいですね♪

 

そう考えると痩せることは、そんなに難しいことではありませんよ。